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2007年4月16日 (月)

障害があるということ

年を取ると目や耳や足腰等どこかが悪くなるということが実感できるようになりました。

さて、先日の春休み(学生さんだけですが)にお店にいらしたお客様のことです。彼は、以前近所に住んでいたので時折お店にきてくれます。「何年生になったの?」「今度中学生です」学校のはなしをしていたらお母さんがにこにこしながらやってきました。彼は、お母さんに手話で私との話のやり取りを伝えていました。お母さんは「聴覚障害者」です。そして息子の彼も下肢に障害を持ち補そう具をつけて歩いています。

でもそれが普通です。まだ、ベビーカーに乗っているときから彼を知っているから。「中学校でも頑張ってね!」と言ってさよならをしました。

もう一人の方はお母さんが60歳ぐらいで息子さんが30代ぐらいでしょうか?知的障害がある息子さんをお持ちの方でした。役所に相談に来たのですが息子さんが嫌がって当店に走って逃げてきたということです。

「どなたかお手伝いしてくれる方はいないのですか?」とか「施設とか作業所とか方法があるのでは?」とか言いお母さんのお話を聴いていました。ご主人を亡くされ、もう一人のお子さんも仕事をしているから一人で息子さんをみているという。息子さんは、一人であちこち出ていってしまうので大変だと言います。

ふとお母さんが「もういなくなってくれればいい」という。障害者自立支援法により政策も変わり、本当に必要としている人に援助が行き届いていない現実がありそうです。

私は「役所の支援課に行って現状を話されたら」言いました。あとは、彼女の話をただ黙って聴くのみでした。

そして、キャラクターつきの絵本を息子さんに買って帰られました。どうにもできないむなしさと障害をもつ方を支えるご家族の皆さんの大変さを社会がもう少し支えられるようになって欲しいと思いました。

障害者は、たまたま障害を持ってしまったので何も彼らに責任がないのに社会の片隅に追いやられている現実に憤りを感じずにはいられません。

私には、障害をもった姪がいます。彼女のおかげで私は社会の一員として普通に彼らと付き合うことができるようになりました。

まだ、手話は2~3個しかできませんが今度○○君のお母さんが見えたらお話できるようになりたいと思っています。

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コメント

人間は平等に生きる権利があるはずなのですが、現実は弱者には弱い社会です。
政策は、どんどん弱者には不利な方へとむいているよう思えてなりません。
「うつくしい日本」とは何でしょう?
恵まれて育った官僚や議員さん達には弱者の気持ちはわからないでしょうね。

国道を自転車で歩くと、黄色のタイルが長く伸びています。自転車はそこをよけるようにして走ります。古い道なので人と自転車とでごちゃごちゃ。こんな時に黄色のタイルがなかったらなあなんていうのは自分勝手と反省します。第一、自転車は車道を走ると決められているようなのですが、それこそ怖い。ちょっとテーマからそれましたが、こんなふうにいろいろのところに工夫があるようにはなりましたが、ほんとに手の欲しいところには届いていないということですね。

お父さんは4人兄弟で、弟が脳性小児麻痺で施設にお世話になってからもう20年余りになります。
子供たちの出産のときには本当に心配したといったことがあります。
同じように生まれてきて、最初からあるハンディ。途中からのハンディ。
過保護すぎるほど大事にされる命、虐待を受ける命。
みんな同じように幸せであってほしいと思うのに、つい忘れてしまいます。せめて政治における福祉は後退させないでほしいと思います。

セルラーさま

ほんとにおっしゃるとおりですね。たまたま子どもが障害を持たずに誕生しただけなのにそれだけでも
有難いのに勉強しろ!や早くやりなさいなど親になってみて結構勝手なこと言っていました。
弱者と言われる方は本当は強い人間かもしれませんね。


あきのさま

人生経験の長いあきのさんには、人びとに対する見方が鋭いと思いますが施設の現状は、大変らしいようです。予算削減でどこも同じですが行政は、国から地方に肩代わりさせてしわ寄せがきているようです。


chiyomiさま

いつもchiyomiさんは、オープンマインドで人をひきつける力をお持ちだと感じました。
それは、お身内のことも正直に書かれていらっしゃるからです。
私は、子どもを持ってようやく話せるようになりました。こころのどこかでカッコつけて生きているようでchiyomiさんを見習いたいと思いました。

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