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2007年9月24日 (月)

書名検索紛争記

今日の午後、事件(?)は、起こった。

お客さんがいつものように本の注文にいらlっしゃった。以前にもご来店いただいた方だそうですが他のお客様の接客が忙しく書名の検索ができる状態でなかったようです。

そのほかにも理由があります。とにかくあやふやな情報しかないのです。

① 今日の毎日新聞の広告3面か4面の下のほう?にその書名が載っていた。

② 書名を切り取ったが無くしてしまった。内容は、日本が占領地にならなかった理由?

 「 植民地?ですか」と聞く。

③ 著者は? 多分女の人だと思う。へぇ~難しいよ!

とにかく調べてくれというお客様に休憩中の私は、内線で呼び出されてPCの前で検索始める。書店用の検索画面で探すが該当ありません!ばかり。

毎日新聞のHPから探すが広告画面が見当たらない。我が家は、朝日新聞でした。

お客様に「自宅にどなたかいらっしゃいませんか。今日の新聞の切り抜いた辺りに出版社の情報があればいいのですが・・・」と聞く。

携帯でお客様が連絡後出版社は、講談社のアルファー新書だと分かる。

次に「講談社」のwebまるこという書店用検索画面から探す。でも書名が分からない。

次に近くの毎日新聞の販売所にTEL入れる。

祝日で午後がお休みの販売所の方が眠そうな声で対応してくれました。

今日の新聞を持ってきて電話でクイズをやっているごとく一枚一枚めくって広告面から探す。やおら、お客様が私が代わるわ!といい販売所のおじさんに本の内容を話し始める。

「香港は、イギリスの植民地だったでしょう。それにフィリピンとかベトナムとかなぜ日本は植民地にならなかったか?って書いてあったと思うんだけど・・・。」

お客さんも諦めません。私もこうなると引くにひけません。かなり疲れてきました。これまで約20分経過しました。

毎日新聞の販売所のおじさんは、「日本の情報機関」「国家情報戦略」とかしか見当たりませんよ」と言う。

お客さんもため息をつく。私も「では、明日毎日新聞社さんに確認してご連絡します」答えた。

すると販売所のおじさんから連絡が入る。

「ありましたよ」

正しい書名は 『一度も植民地になったことのない日本』でした。(講談社α新書)

あ~ぁ、疲れた。

若い方は携帯のカメラで撮ってきて「これありますか?」携帯画面を見せられます。

できれば、手帳に書いてくるなり、著者なり覚えてきて~。

でも、お客様は、「最後まで探してくれてありがとう」と言って注文してくださいました。

小さなことからコツコツとが商人の家訓ですからね。

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コメント

わぁ~お疲れ様でした!
私も書店勤務時代は お客様の持つ少ない情報の中から 
ひとつでも検索に引っかかる何かを引き出そうと必死だった
こと、懐かしく思い出しました。

レジがたて込んでいるときや、
検索のお客様が何人もお待ちのときは
見つからないし、でも見つけて差し上げたいし・・・で
ジレンマもしょっちゅうでした。

見つかって、喜んでいただけてよかったです!
わたしも 何故か ほっ です。

凄~~~~くわかります!!!
私の接客したお客さんでも出版社も題名もわからないと言ってストーリーを話し出す方がいて・・・
わかるわけないじゃん(怒)と思いながらも笑顔で応対

この間は出版社名があやふやだけど「若」っていう字が付いた・・・と言われ、出版社名簿見て調べたけどわからず・・・
幸い題名が正しかったのでパソコンで検索できました
でも正しい出版社は「青春出版」・・・確かに若いが・・・

私の家でも、「東南アジアはいたるところ植民地になったのに、日本はならなかったねえ」という話が出たばかりでした。
どうしても探し出す…この姿勢に感動しました。
ほんと、いい本屋さんやってますねえ。。。

我が家は毎日新聞です。
思わず今日の新聞を見てしまいました。3面に広告ありましたよ。
①~③ お客さんのおっしゃったことはすべてあっていました。
書籍に限らず、年をとると名前が出てこなくこんな風に相手に説明する自分がいます。


沙穂流さま

以前沙穂流さんが「オヤジカラ」と「親力」(おやりょく)の話をブログに書いていたことを思い出しました。
先日のお客さんは、ほんとにたくましい方でした。
こんな日もまた書店でのひとコマですね。お客さんとのコミュニケーションを大切に町の本屋さんは、頑張るしかありませんね。

ピグママさま

さすが書店員さんは、皆さん同じような経験されているのですね。「若・・・」確かに青春出版さんと共通点は、ありますがホントにめちゃくちゃなタイトルを言ってくる方も多いですね。
でも、笑顔で接するプロですね。
これからも書店ネタ教えてください。

あきのさま

作家のあきのさんには、お恥ずかしいことですが書名ってほんとに難しいですね。
お客さんは、書店のおばさんのアナログの頭の中を信じすぎです。私は、最近すぐ書名が覚えられません。だからできるだけ書くようにしています。多少記憶に残っています。
思考回路や記憶は、面白いですね。とんでもなく展開していますから。

chiyomiさま

有難うございます。今日、一緒に働くスタッフに先日の書名検索の件を話したら「図書館の新聞で調べてきてもらったらいいんですよ」言われ、「あ!そうか」と納得してしまいました。
図書館お店から百メートルぐらいなんです。
それに新聞全紙そろっていました。今度は、その手を使います。

あきのさま

先程の文章がヘンでしたの再度書き直します。

作家のあきのさんには、申し訳ありませんがお恥ずかしい話、本屋のオバさんのアナログ頭では、書名がなかなか覚えられません。・・・・ということでした。言葉足らずでした。
ごめんなさい。

お客様は色んな方がいますよね。
でも、そのお客さんは親身探してくださった本屋さんを忘れないですよ。
大型書店ではなかなかやってくれないことを本屋のオバさん店ではなさってる・・・。いつか伺いたいです~。

セルラーさま

有難うございます。年のせいでしょうが少し穏やかになりどんなことにも対応する心つもりができてきました。
町の本屋さんとして生き残れるか分かりませんが少しでもお客様の要望にお答えできるようにしてますが。
まだまだ・・・ですね。
さて、研修中の娘にことの顛末を話したら「あっ!その本なら知っているよ。売れ出してきたよ」と言われ簡単に終わってしまいました。大型店には、かないません。

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