夫婦の時間
子どもたちが成人して夫婦だけの時間が増えるようになった。
それを「うれしい」と感じるか「煩わしい」と思うかが分かれ道の気がする。
先日、京都に旅行した時一緒になった同年代の2人づれの女性が「旅行にだんなさんと一緒なんて疲れるだけよ。家のいる時と同じで世話をしなくちゃいけないでしょ」と言っていた。
なるほど・・・・・・。
職場の同僚だったYさんは数年前に55歳のだんなさんをガンで亡くした。彼女は、電話口で気持ちが落ち着くまで2年近くかかったとか。幸い仕事があったので救われたという。
彼女いわく亡くなって初めて「だんなさんが職場で部下や上司に信頼されていたこと」「家族を大切にしていてくれたこと」が分かった。
一人になったあと「夫婦づれをみるとむかついた!」言っていた。彼女は、言う。
「だんなさんと仲良くしたほうがいいよ」「いつさよならするか分からないから」
しかし、時間が経つと彼女の言葉は、心の片隅に追いやられ「むかつく!!」ことばかり多くなる。多分先輩の皆さんにしてみれば「当たり前」のことかもしれませんが・・・。
そして昨日ダンナとお休みが重なり、「映画」を観に行った。独身時代と違い50代2人で千円づつ2千円で済む。ちょっと得した気分です。
趣味の違う2人にとって何を観るかが問題です。ダンナは、それほど興味がないらしいけど「HERO」を一緒に観てきた。
2人で行くのは、5年ぶりかもしれない。私は、娘や友人たちと行くがダンナと行くことはない。
観たいものが違うせい?かもしれない。最近は、お互い折り合いをつけて一緒に行くようにした。(少し、大人になったのかも知れませんね。遅いかも)
TVで「HERO」の特別編を観たら続きも気になった。あと「ミス・ポター」も見たかったが今回は、見送る。
取次の日販さんが後援している。当店もミス・ポター関連の書籍を並べ、ピーターラビットがにぎやかに平台の上で踊っている。(?) いる訳ないですが・・・・。
ビアトリクス・ポター過ごしたカンブリア湖水地方に行ってみたいです。
その時ダンナと一緒に行くかは、疑問ですが・・・・・・・?????
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夫婦は絶対仲良くしたほうが得です。
毎日気持ちよく過ごせるのと、過ごせないのとの違いですもん。
周りの人に聞くと、夫が亡くなって二年はたいへんだけれど、それを過ぎるとルンルン気分。でも夫が残ったときはずっと悲しみをひきずるようです。言ってみれば、女のほうがドライ。
投稿: あきの | 2007年10月 1日 (月) 00時02分
いい話を読ませていただきました!
ほんとですね~ 一緒にいることが当たり前すぎて
どちらかが一人残されちゃう・・・なんてこと考えないですものね。
3ヶ月くらい前、初めて主人と映画に行きました。
これまで数十年一緒に暮らしてきたのに 初めて・・・。
夫婦一緒にやってないこと・・・って 案外沢山あるのかも?
って 新鮮な気持ちになりました。
ひとつずつ、さがしていくのも おもしろいかもしれませんね。
投稿: 沙穂流 | 2007年10月 1日 (月) 00時04分
ほんとですね。
娘は嫁いでしまいましたが、chiyomiさんにとってもお父さんと二人だけで過ごす日々は、いまだ未知の生活です。
単身赴任先がら週末には帰ってきても、相変わらず昼間は家にいませんし…食事をした後はテレビを見ながら高いびきです。
我が家もやはりお父さんとは趣味も興味も異なります。
でもこの歳になってきたら、不思議な連帯感のようなものが生まれてきている気もします。
せっかく一緒になったのだから、うれしいと思いながらの生活にしていかなければとは思いますが…あと二年後に迫っています。
投稿: chiyomi | 2007年10月 1日 (月) 00時17分
よく聞く話は女性の方が立ち直りが早いとか。
その時は悲しみにくれ・・・ですがその後はルンルンだとか。
それに比べて男性の方が立ち直りが遅いとか。
せっかく縁あって結婚したのだから仲良く最後まで添い遂げるのが理想でしょうが、人の気持ちって変わるもので・・・。最近、年金の事を考えると一緒に長く居たほうが頂くものも大きいと友人達と話しています。
我が家は札幌で2年間、夫婦だけの生活の予行練習をしましたが、ナントかOKでした。
果たして何十年となると???
投稿: セルラー | 2007年10月 1日 (月) 10時57分
娘が大学生、高校生となり帰宅も遅く最近は主人と二人で夕飯・・・なんていう事が増えたピグママ家なんです
これといって話題も無く、話題あっても盛り上がらずハァ~・・・なんて思ってしまう事もしばしば・・・
先日ピグママ夫婦がお世話になった方がやはり57歳でで亡くなりました
奥さんは40代・・・
とっても仲良しの夫婦だっただけに残された奥さんが心配です
そうですかぁ・・・
気持ち落ち着くまで2年位かかるんですね・・・
私もたまには主人を映画にでも誘ってみようかな・・・
でも見たい映画違うしな・・・
投稿: ピグママ | 2007年10月 2日 (火) 22時26分
コメント遅くなりましてごめんなさい。
風邪をひいてダウンしておりました。皆様も急に涼しくなりましたのでお気をつけくださいませ。
あきのさま
おっしゃるとおりですね。女性のほうが元気になりますね。
一人で自由に旅行に出かけたり、お友達と飲みに行く等
すっかり良い意味での独身生活を送っています。
私もこうありたいです。いずれにしても女性のほうが寿命が長いのですから。
あきのさんのような生き方を見習いたいです。(お子さんたちがとても優しいことが魅力ですね)
投稿: 本屋のオバさん | 2007年10月 3日 (水) 08時27分
沙穂流さま
若い沙穂流さんだからまだ可愛い2人のお嬢さんとの時間も大切にしなくちゃいけないので大変ですね。
でもいつもお土産を買ってきてくれたり、お出かけしてくれたりと思いやりのある方でステキですね。
若い時から一緒に行動していると夫婦2人になってもけっこううまく過ごせそうですね。
投稿: 本屋のオバさん | 2007年10月 3日 (水) 08時32分
chiyomiさま
一人の生活が始まったばかりですが(土日は、お帰りの旦那様)楽しく過ごされているようでいいですね。
時折可愛いお孫さんがいらっしてそしてRちゃんにも赤ちゃんが・・・・。なんてことになるとchiyomiさんの大忙しの出番がやってきますね。
人それぞれ年齢の重ね方は、違いますが生きている時間を大切に感激できることに出会い、夫婦で行動できる場合は、一緒に過ごせたらいいですね。
理想ですが・・・・。現実は、厳しそうです。
投稿: 本屋のオバさん | 2007年10月 3日 (水) 08時39分
セルラーさま
ほんとに女性のほうが立ち直りが早いようですね。多分お子さんたちに助けられているのでしょうか?
セルラーさんは、北海道で2人だけの生活をされてもうすでに予行練習済みですね。
ブログを拝見していてセルラーさんのB型性格がだんなさんに心地いいのではないですか?
あまり細かく支配しない性格なのでは・・・?
いずれにしても先のことは分かりませんが女性のほうが長生きということは、まだまだ続きそうですね。
投稿: 本屋のオバさん | 2007年10月 3日 (水) 08時46分
ピグママさま
お子さんたちがそろそろ自分たちの世界ができつつあるので夫婦2人きりということが多くなりそうですね。
チョットさみしい気もしますがすぐ慣れてきますよ。私は、ダンナの趣味に合わせるのに結構時間がかかりました。
ピグママさんは、行動的で自分から動ける人ですからだんなさんを自分の世界にひっぱっていけそうですね。
若いからまだまだ先ですが・・・。
投稿: 本屋のオバさん | 2007年10月 3日 (水) 08時51分
お風邪はだいじょうぶですか?
どうぞお大事にしてくださいね。
「配偶者の死は、人生で最大のストレスである」と言いますよね。
ほんと、
考えたくありません。できれば残されたくないです。(T_T)
子供ができてから
すっかり二人だけの時間をなくしてしまったけど
だんだんとまた、紡いでいくようにしたいと思います。
投稿: つぼみ | 2007年10月 3日 (水) 20時34分
つぼみさま
有難うございます。
病気をしてから風邪をひいたり、腰を痛めたりといろいろ大変です。最も年のせいかもしれませんが。
元同僚は、だんなさんを亡くした後、しっかり立ち直り新宿区(?)で教頭やっています。仕事で救われたようです。
一人娘さんも嫁ぎ花の独身生活を送っています。
でも、やはり一緒にお酒の飲める相手のだんなさんがいて欲しいと言っていました。
つぼみさんは、これからゆっくり二人の時間を作っていけますからまだ若いからいいですね。
投稿: 本屋のオバさん | 2007年10月 4日 (木) 20時17分
やっぱり夫婦仲のいいのがいちばんですよね!!
嫁ぎ先の両親があまり仲がよくないので余計にそう思います
一緒にHERO見に行ったなんて羨ましいです
最近 一緒に映画もないですね~
ビデオ借りてきて一緒に見ていたはずなのに気がついたら
ふたりとも爆睡でした(笑) 疲れているのかな??
投稿: 葛布織 | 2007年10月 7日 (日) 00時47分
葛布織さま
30年近く夫婦をやっているといろいろありましたがようやくお互い支えあわなくてはと気がついたのだと思います。
相手の欠点が気になったり、自分の意志を曲げなかったりとつい頑固になりがちでした。
最近年をとりお互い丸くなり、どうにか許せる関係になったのかもしれません。
子どもは、将来自分の家族の問題で大変でしょうからせめて夫婦で支えあわなくちゃという感じです。
ダンナも今度は、「続・三丁目の夕日」を観に行こうとなんていい始めました。
葛布織さんたちも末っ子さんが大学に進学したらご夫婦でお出かけすることになりますよ。数年後ですね。
投稿: 本屋のオバさん | 2007年10月 7日 (日) 22時10分