その後・・・・。
前々回にブログに書いた中2のお嬢さんと先日お会いした。
毎朝アキの散歩をしているが散歩コースは、その日の都合で変わる。
彼女と別れた日から10日目ぐらいに中学校の裏門あたりを散歩していた。ソフトテニスの練習風景がネット裏からよく見える。秋に新人戦があるとかで各運動部は、朝練が続いていた。
テニスコートには、同じようなスポートウェアをきた生徒さんがいっぱいでSちゃんは、分らない。
立ち止まってネット裏から練習風景をみていると走ってくるSちゃんが見えた。
にこにこして「オバさ~ん」。私は、うれしくなって手を振っていた。
「朝練が頑張っているんだね」「ハイ!この間は、有難うございました」
「よかったね。又見にくるからね」
朝、7時半ぐらいの時間だったので一言二言話して分かれた。
そして数日たった時も登校時間帯に友達と元気に歩いているSちゃんをみた。
「おはようございます」たった一言だったが元気そうな姿に安心する。
さて、もう忘れかけた昨日の日曜日Sちゃんがお店にきてくれた。
「駅前の図書館に行ってきたんです」「雨が降ってきたのでお店で雨宿りさせてください」
「傘貸してあげるから持っていきなさい」「いいですよ」遠慮していたが透明のビニール傘を渡した。
「あの~、この間お母さんに会ったんです」「?お母さん、ママに?」
「はい、お母さんに電話したら心配して○○駅まで来てくれたんです」「久しぶりにあったんですけど変わってなかったです」
「そうよかったね。きっとママ心配になって飛んできたんだよ。ママは、いつもSちゃんのこと心配しているんだよ」
「はい、オバさんもいろいろと有難うございます」
「ぜんぜん、気にしないでいいんだよ」「Sちゃんの笑顔が大好きだから、いつでも何かあったらきてね」
彼女はまだ話足りないようだったけどお店の中だったので5分ぐらいで傘を持って帰っていった。
バイバイ~。2人のお母さんを持ったSちゃん、時間とともに大人になっていくんだね。
メガネをかけたSちゃんに娘の中学時代を重ねてみていた。
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こんばんは♪
Sちゃんのその後のご報告有難うございます。
何はともあれ、元気そうで安心いたしました。
実のお母さんと会えた事も心のもやもやを吹き飛ばした要因の一つでしょうね。
それと、オバさんと知り合えた事で生まれた「秘密の共有」という安堵感もあるのでしょう。
多感な少女時代、それでなくとも色々な事に心悩ませる時代かと思います。
これからもSちゃんの良き友人でいてあげて下さい。
そう、第三の“お母さん”として見守って上げていただけたらと・・・
良いお話を有難うございました。
では、又♪
投稿: ぶんぶん | 2008年9月23日 (火) 00時56分
その後のご報告を聞き安心しました。
オバさんがいてくれたことで救われる子ども達が
たくさんいるという事です。
近所にこういう大人がいたら、気の毒な事件も少なくなると思います。
投稿: セルラー | 2008年9月23日 (火) 18時46分
ぶんぶんさま
有難うございます。
このところ、犬の散歩をしているとお年寄りに話しかけられることが多いですね。
一人暮らしで足腰を鍛えないと子どもに迷惑かけるからとか・・・。
些細なことですが話を聴くだけで和みますね。
Sちゃんとも今回の件で出会えましたがコミュニケーションをとることで気持ちが楽になることがあるのですね。
いい年になったのでこれからもオバさんは社会に還元していけたらいいですね。
投稿: 本屋のオバさん | 2008年9月23日 (火) 19時05分
セルラーさま
子どもたちといる楽しさを知ってしまったのでついおせっかい焼いしまうのですね。

田舎町ですので「こんにちは」でも「おはようございます」という一言でも心が和みますよね。
出来るだけ散歩のときにお会いしたかたには、こちらから声をかけるようにしています。
でもかけて欲しくないオーラの方には、かけませんよ。
私自身、Sちゃんから学んでいることもいっぱいあります。
誰かが言っていましたね。「世の中持ちつ持たれつ」ですね。
投稿: 本屋のオバさん | 2008年9月23日 (火) 19時12分
Sちゃんは、明るくて素直な女の子のようですね。
ミズノさんの優しい気持ちが伝わったのだと思います。
是非、これからも、見守ってあげて下さい。
投稿: しいか | 2008年9月25日 (木) 09時29分
しいかさま
Sちゃんは、とても小柄の可愛い女の子です。
もう孫が生まれる年になりましたから子どもたちの見方もだいぶ変わりましたね。
塾をしていた頃の子どもさんたちは、結婚されてお子さんがいたり社会人としてりっぱに頑張っています。
それなりに子どもたちは、荒波を乗り越えつつ大きくなっていくのですね。
しいかさんが書店や赤ちゃん本舗でおはなし会をされているのもきっとどこかで子どもたちとつながっているのでしょうね。大きくなってこの場所で読んでもらったんだよ!なんてね覚えているかもしれませんね。
投稿: 本屋のオバさん | 2008年9月25日 (木) 17時57分