無料ブログはココログ

« 本とあそぼう 全国訪問おはなし隊 in 埼玉 | トップページ | 落ち葉  ~今昔物語~ »

2009年11月25日 (水)

三島由紀夫最後の日

1970年11月25日、たしかごく普通の日だったはずだった・・・・。

先日雑誌だったか新聞だったかのコラムに今日25日が三島のあの事件の日だと書いてあった。

そう少し覚えている。午後の眠たい授業が始まるころ、センセイの名前は、忘れたが教室のドアが開いてつかつかと教卓の前に立ったセンセイは、出席も取らず

「さっき三島由紀夫が割腹自殺をしたの

「市谷の駐屯地のほうは、大変なことになっているらしいとか・・・・」

その後彼女は授業をせず、三島の作品への思い、きらびやかな芸術性は、源氏物語に通じるなど延々と作品の内容を説明しだした。

決して文学関係の授業ではなかった。90分授業のうち60分は、三島の話だった。

1970年ごろ少しづつ「学生運動」は、下火になり新宿も落ち着いてきた。ときおり中央線に乗ると「ヘルメットにタオル」をまいた学生がいっぱいいたこともあった。

しかし、ノーテンキな学生生活を送っていた私に例のセンセイは、かなり攻撃的に三島を語っていた。内容はほとんど記憶がない。

ただ彼がマッチョで耽美な世界の人で繊細な神経の持ち主だろうぐらいの知識しかなかった。第一ほとんど三島作品を読んでいなかった。高校時代に2~3冊読んだ程度だから語るに程遠いのだが・・・。

もうすぐ40年近くになる三島の割腹自殺は、とにかく若い私はあまりにも「古典的な死」と受け止めていた。カイシャクした二人の方は、その後どのような人生を送ったのであろうか?確かその後は本になっていたように思う。

過去は、常に忘れ去られていく。教室風景が走馬灯のように甦る。

そんな11月25日だった。

« 本とあそぼう 全国訪問おはなし隊 in 埼玉 | トップページ | 落ち葉  ~今昔物語~ »

「書籍・雑誌」カテゴリの記事

コメント

こんばんは♪

そうですね、肌寒い午後だったと記憶しています。
私はもう、板橋の工場(ソノシートの)に勤めていました。

その日は銀座の本社を訪ねた帰りでした。
あまり興味のなかった作家でしたが、「憂国論」を唱えていたと思います。

銀座の電光掲示板に流れた「三島、割腹自殺!」の文字が目に焼き付いています。
もう、そんなに経つのですね・・・
「盾の会か」すべてが昔のことになってます。

では、又♪

ぶんぶんさま

同年代のぶんぶんさんも記憶にとどめていらっしゃいましたか?ちょっとうれしいです。

かなり時間が経ちましたね。その当時も決して皆裕福ではなかったがまだ高度経済成長へのエネルギッシュな空気が流れていましたね。

三島作品にもう一度挑戦してみたい気になりました。

寒くなりましたのでぶんぶんさん、体調気をつけてご活躍くださいませ。

先日テレビで、あの日の再現がありました。わたしはどうしてあのようなことをする考えに辿り着いたかが、どうしてもわかりません。川端康成の自殺の時もよく覚えています。何に行き詰ったのか、こちらも分かりませんでした。わかるのは凡人でないために、苦しまなくてはならないことでしょうか。

小さな頃、テレビで観ていた記憶があります。
どういう人かもわからず、ただあの服装と姿だけが妙に脳裏に焼きついている感じです。
かなり後に文学史上の知識を得た時の違和感のようなものも忘れられません。

ところで・・・
いきなり自分のブログが「続きを読む」などに変わっていて驚きませんでしたか。わたしはびっくりしてしまって、すぐに戻してしまいました。
ココログさんって、ちょっと・・・(-_-;)

あきのさま

時間の経つのが早いですね。作家さんも新旧それぞれ変化が激しいですね。

近代文学には、それなりにシャープな作品や作家がいたようですが店頭の売り上げにはむすびつきません。
生誕100年の太宰治の『晩年』を買いに見えたお客さまが言っていました。若い頃には、分らないことがもう一度読んでみると作品が違ってみえるそうです。
もう一度三島作品を読んでみようかと思うこの頃です。

つぼみさま

お嬢さんのインフルエンザからの復帰でようやくほっとされたと思ったら12月ですね。
師走(センセイ走る!ですね)になってしまいましたね。

近代文学を読む機会が少なくなりましたが店頭には冬休みの課題図書として並んでいます。
しかし、三島作品いまいち人気ありません。
生誕100年の太宰・松本清張が今年は動きました。

寒くなりますからお体に気をつけてご活躍くださいませ。

おはようございます
学校から帰って
制服も着替えず
立ったまま テレビに釘付けになっていたのを覚えていますが
それが 70年の11月25日とは思いませんでした
高校一年のときです
ナンだか 何にもならずにただ亡くなってしまって もったいない と思ったことだけヮ確かですが
三島作品が好きになった切っ掛けでもあります

台所のキフジンさま

高校生でしたか?時間の経つのが早いですね。
エイコさんのブログの言葉に洗練された文を見つけます。
言葉の奥に深い思いがあるのですね。体験に基づくことが言葉になって受け取った人に何かを感じさせるのでしょうか?

三島作品は、子どもたちの課題図書として時折売れますが残念ながらクラッシック部門に入ってしまいました。weep
寒くなりましたのでお風邪などひかないようにお過ごしください。

そんな ほめていただいちゃって^^v
すぐに嬉しがっちゃいますから ・・ 困ります
 つぼみさんもおっしゃられていますが
『続きを読む』とあるブログって
ナンだか ・・ 長喋りなんですよ とか云われてるみたいで ・・
まぁ 私の場合は そのとおりナンですけど
動き出すのに10分ヮかかったブログが
ほんの1・2分で動き出してくれるのを見ると
文句も云っていられませんね
・・つづきも読んで おしゃべりしちゃいましょう^^v

「・・・~続きを読む」には、かなり省略系ですよね。
ココログ以外のところでは、割と早くこの「続きを読む~」パタ~ンになっていましたね。

でも皆さん、ココログを使っている人多いにですね。
寒くなるとついPCに触るよりコタツに入ってTVになりつつありますね。
12月ちと忙しくなりますね。
台所に復帰したエイコさん、無理せずカレンダーは、時間とともに替わりますから・・・。
というより自分に言い聞かせております。

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 本とあそぼう 全国訪問おはなし隊 in 埼玉 | トップページ | 落ち葉  ~今昔物語~ »

最近のトラックバック

2017年2月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28