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2009年12月 2日 (水)

落ち葉  ~今昔物語~

いよいよ師走ですね。12月は忙しいと言っている間に年が替わる気がする。

さて、今朝犬の散歩に行くと学校の隣に住む方が話しかけてきた。

犬好きなその人は、手ぼうきで落ち葉を掃いていた。毎年、紅葉したサクラの葉が道路際にいっぱいたまるのだそうだ。確かにそこらじゅう落ち葉が広がっている。

彼女は、いつものことだからせめて自分の家の前だけでも掃いているのだと言う。

隣には、新築の家ができたが若夫婦だけなので落ち葉が道路わきに吹き溜まりになっていた。

「今の人は、掃除なんかしませんよ!箒なんて持っていないですよ」って70代の彼女は、言う。

多分ローンがあるので共稼ぎだから時間がないのだろうと思うが・・・・。

その後実家が農家だったので昔は箒を持っていつも庭掃除をさせられたとか木の葉を集めて焼き芋した話をしてくれた。

私にもそんなのんびりした思い出がある。

確かにどこの家にも大きなケヤキやクヌギ、いちょうなどあちこちにあったような気がする。

いまでは、どこもアスファルトなので落ち葉の行き先がなく道路わきの側溝に吹き溜まりになっている。

ひらひらと落ちる葉の風情は、最近では、町内のゴミ問題に発展しているのだ。

神社の隣にあるイチョウの木は、今まさに金色に輝いている。そして金色のじゅうたんになっている。子どもたちがイチョウの葉を空高く投げるさまは、CMのようだ。

しかし、現実はそういかない。毎日神社の隣に住むおばあちゃんが掃除しているのだ。

ビニール袋いっぱいになったイチョウの葉は、おばあちゃんの朝の仕事の成果だ。

黙々と箒で掃くおばあちゃんは、お会いするとニコニコしながら挨拶してくれる。

最近では、庭先や屋根に落ち葉が落ちるということで近所同士が喧嘩になり、とうとうケヤキは、切られてしまったという話・・・・・・。

ついこの間聞いた話だった。

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コメント

タイトルが効いてますね。
ホントにそうだなあと思いました。
落ち葉を集めて焚き火をした思い出も
幼稚園くらいだったかなあ・・・。
でも
落ち葉がゴミ問題になるという現代社会、
ちょっとさびしいですよね。
せちがらい、というのかしら。
木が切られずにいてほしい、です。weep

つぼみさま

埼玉は、首都圏への通勤圏になり畑や山林が削られて住宅地として売りに出されました。

しかし、時折昔から住んでいるお宅に大きな木があります。分譲地は、ほとんど50センチくらいの隙間しかありません。

田舎町にもいろんなことが起きています。
でも焼き芋や焚き火なんていいですね。
懐かしいです。今は、CO2の関係で燃やすことができなくなっていますね。

昔は家の前は必ず掃いたものです。前の家が売りに出て、あたらしく学校の先生夫婦と大学生くらいの二人の子が引っ越してきました。
それ以来、その家で道路を掃いたのは見たことがありません。あ、そうそう見ました。先日のこと、旦那さんが枡の金の蓋の隙間からゴミを落としていたのです。あきれました。

 おっしゃるとおりですね。最近は焚き火などしていると、悪事を働いているような視線を感じます。

 木や木の葉や紙など燃やしてもダイオキシンなど出ないはずなのですが、全て禁止となってしまっています。

 学校でも木の葉や草など、以前は校庭のすみに掘った穴で燃やしていましたが、最近はそうすると苦情が来ます。

 ところが、麦や稲を刈った後の田畑では野焼きが普通に行われています。なんだか変ですよね。

 ですから、子ども達はマッチが使えません。家でもマッチで火をつけるような道具は皆無です。理科の実験の指導はアルコールランプへの火のつけ方、消し方から始まります。昔は考えられないことですね。

 世の中、いろいろ変わるものですね。

あきのさま

確かに毎日家の前を掃いているのは、若い頃からしつけられた人たちですね。
向こう両隣それぞれ助けあっていましたね。
「サザエさん」の世界は、もうありませんね。

落ち葉になる前に木々は、私たち人間に夏の暑い日々を涼しくしてくれていたのですが・・・。
葉が落ちると厄介者にされるのですね。

年寄りを厄介者にするように・・・。
ちょっとした心配りで気持ちよく過ごせるのですが皆自分のことに忙しいのですね。

しのさま

便利な世の中になり、それぞれ自分の権利を主張しますから難しいですね。

しのせんせいの学校でも落ち葉の片付けは、大変でしょう?毎日掃いても掃いても全部落ちるまでやらなくてはいけないので根気比べみたいですね。
子どもたちは、箒が使えるのでしょうか?
火を使うことや消すことなどから教えるのでは大変ですね。便利は、不便でもあるのですね。
師走ですから「しのせんせい走る!」になりそうですね。お忙しいと思いますがお体気をつけてご活躍くださいませ。

オバさん、お早うございます♪

落ち葉のお話で思い出した作品があります。
「欅の木」内海隆一郎
(人びとシリーズ・筑麻書房)
ある老夫婦が余生をと庭木の素晴らしい家を中古物件で見つけます。
いざ、引越してみると庭木は全て元の住人が持って行ってしまい、欅の大木のみ残されていました。

中略

ある日、元の住人が欅の大木を観に来ます。
近所から落ち葉の苦情を言われ、次の落葉前に木を切る事を伝えると、欅の思い出を話し出しました。
ラストシーン、切る事を止めた主人公と元住人の欅を見上げる場面が胸に迫ります。
その時のセリフに「欅は最初からここに居たんだ、後から来たのは私たちの方なんです」
というものがあります。

便利さと引換に何かを無くしていくのが時代なんでしょうか・・・
星新一の描く清潔だが殺風景な未来のカプセルシティーが目に浮かびます。

落葉、悲喜こもごもですね。
今日は、会えるかな?
では、又♪

ぶんぶんさま

昨日は、お疲れ様でした。しのさんももくもく型飲酒と陽気なぶんぶんさんの飲み方に感心しました。
そして今回は、とてもすばらしい本を紹介いただき有難うございます。
図書館で探してみます。threecoldsweats01
これからイルミネーションやイベントが多くなりますね。お薦めのイルミのうち1つぐらい行けたらいいなぁ~!っと思います。
ところでしいかさんは、飲んでも全然変わりませんね。強い!もしかしたら一番強いのでしょうか?

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