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2010年5月23日 (日)

傾聴とは・・・・。

お店にご来店されるお客様には、いろんな方がいらっしゃいます。

男性の方は、ご自分の専門分野のお話が多いです。歴史や水の研究の話、太極拳を長く続けているかたなど・・・・。

反対に女性は、ご家族のことや家庭のこと(病気や孫さん、娘さんのことなど)が多くお話の時間もかなり長いです。

私は、土・日・祝日、夕方ぐらいしかお店に入りません。ウィークデーは、事務所で仕事をしています。

そんな私ですが先日小学生のお子さんを持つお母さんがとても深い話をされていかれました。プライベートなことなので内容を変えて書かせていただきます。

このところマスコミでもよく取り上げられている「こどもの虐待」や「家族関係」です。

彼女は、アダルトチルドレンだったとのこと。長女に生まれたが両親が可愛く優秀な妹との比較に長いこと苦しんできたこと。

両親からの暴力により内臓がはれ6ヶ月も入院した小学校時代の話、警察も介入したが当時は、虐待が表に出にくい時代だったこと。

小・中・高と学校でのいじめと両親からのネグレクトにより家族から早く離れたくて結婚への道を選んだ。

しかし、夫は、アルコール依存症に、そして生まれた息子は、知的障がいをもって生まれた。

両親は、孫や夫のことでまたしても彼女を拒否非難したようだ。

夫の父もアルコール依存症だそうだ。そして彼女の祖父も同じ病気だそうだ。

共依存関係が見られること。

さて、かなりの間彼女は複雑な家族関係の中で生きてこられたことを一人で話した。

私は「これまでよく生きてこられましたね。」といった。

そして見ず知らずの私に話してくださってありがとうと言った。

 漫画家の「西原 理恵子」さんがアルコール依存症のご主人のことを書いていること。

彼女は、ほかのお客様がレジに来たので少し時間を置いて続きを話した。

両親との問題、息子さんの問題、だんなさんの病気の問題、彼女自身の健康問題など解決の糸口は、どこにあるのだろうか?

何のアドバイスもできないまま(素人の私では当たり前ですが)彼女は、帰っていった。

人生には、「婦人公論」に書けるぐらいの生き方をされている人が大勢いることを知る。

暗い長いトンネルからどう抜け出していけるか?

彼女はどんな行動を起こしていくか?飛び越えていける勇気がきっと生まれると思う。

ただ黙って聴くのみだった。 傾聴とは、  難しい・・・・・・。 

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「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

コンバンワ^^v
ただ聞くだけっていうのヮ 相当疲れると思います
自分の思いを打ち消しながら聞いていくわけですから ・・ 
その分 話しをしたほうににヮ 開放感が得られて
きっと彼女もお店を出るときにヮ スッキリした気分で出て行かれたと思います
街の相談所 のようですね
オバさんにストレスが行かないように 充分注意して 聞いてあげてください 。。bud

ほんとに傾聴って難しいですね。
今春、私は「傾聴講座」に申し込みながら、母のことで断念しました。
いずれ機会を探してまた、と思っています。

オバさんに何かを感じてその方は話をされたのでしょう。やたらにできる話ではありませんもの。
きっと、肩の荷をすこうし軽くして出て行かれたに違いありません。

 とても重い話です。

 人の話を聞いてあげられるのは、自分の心に余裕がないとできない事です。

 ミズノさんは、穏やかで優しいからお話しやすいのだと思います。

 聞く事でその人の気持ちが軽くなるなら、それはとてもよいことですが、お仕事中で忙しいのに、偉いなあと思います。

 「負の連鎖」というのがあるようですが、私が気になるのは、その人と、お子さんの関係。

 子育ては上手くいっているのかなあと、心配になりました。

 本当にいろいろな人生を送っている方がいるんですね。

 おばさんに話してみようと思ったのは、おばさんの人柄によるものでしょう。やさしい人柄がかもし出されていたのでしょうね。

 相手の方も話すことで少し気分が軽くなったのでしょうね。誰かに話すと多少は気持ちが楽になるものです。

 ひろみママさんがおっしゃっていた「傾聴講座」も、お年寄りの話を言葉をはさまずに聞くためのテクニックを学ぶものだと思います。以前に新聞で「傾聴ボランティア」として紹介されていました。

 仕事をしながら話を聞くのも大変ですが、相手が見込んで話しているのですから大事にしたいですね。

台所のキフジンさま

確かに疲れますね。自分の話をしないで聴くことに専念するのは・・・。

お店のお客さまには高齢者も多く、一人暮らしの人も多いのでお話されることが唯一の楽しみみたいです。
忙しい時間帯は、難しいですが田舎町の本屋で気分転換されていくのにちょうどいいのかもしれませんね。

彼女のその後は、わかりませんがきっとどこかでまたお話されているのかもしれませんね。

ひろみママさま

「傾聴講座」というのがあるのですか?
確かに書店の日常でお話されていくのは、中高年の方が多くなりました。

中高生は、黙ってレジにポンとコミックを置いて会計を済ますとさっさと出て行きます。

人に聴いてもらえることで気持ちが少し楽になれればいいですね。

人生長くやってきたので少しでもお役に立てればなんて思っています。
もっとも足腰にややガタがきていますが。(トホホ)
今度、もし「傾聴講座」に行かれましたらぜひ教えてくださいませ。

しいかさま

相変わらずお忙しく活動されているようですね。
しいかさんのフットワーク見習いたいところですがあいにく店と介護に縛られていますので身動きが取れません。

先日の彼女は、私がたぶんお話会でいつも来てくれるお子さんたちのことを話したからだと思います。
当店のおはなし会に特別支援学級のお子さんたちが1年以上続けて来てくれているので話やすかったのかもしれません。

しいかさんのおっしゃるとおりお母さんと息子さんの関係とても難しいようです。
いろんな問題が複雑に絡んでいるからなおさらですね。

しのさま

しのせんせいは、ご専門だから今度「傾聴」について教えていただきたいです。

スーパーやショッピングセンターなど若い方が行かれる場所が多くなりお元気なお年寄りがゆっくりお話される場所が少ないかもしれませんね。

お店では、時間の許す限りお話いただいています。

まだ度量が狭いのでなかなか難しいですが・・・。

保護者さん自身が抱える複雑な問題は、子供の日常生活と重なり学校現場は、大変ですね。

時にはカウンセラーにもならないといけないですから・・・。
その後、肩の調子は、いかがですね。
課題図書に夏休み推薦図書と忙しくなってきました。
6月の例会行けませんが皆さんによろしくお伝えください!

こんばんは♪

他人の話を聞くだけという行為は確かに疲れますね。
相手の人生に入り込んではいけない。
答えを与えてはいけない。
助言もだめ。
自分の問題にしてもだめ。
相手と一緒に悩んでもだめ。

最近、時代小説 江戸夜咄草「聞き屋与平」 宇江佐真理・著 (集英社文庫)
という小説を読みました。

夜が更けてから、商家の通用口に座る男。
「お話、聞きます」
聞き料は、お客の気持ち次第、当然無料のことも。
みんな、与平に「重荷」を置いて行く。
そっと、下ろして家路につく・・・

という、お話です。
小説なので当然、「謎」が絡むのですが、オバさんの話を聞いて、この物語を思い出しています。

カウンセラーではないので、下手な助言はしてはいけないのですね。
出口の無い話を聞くのは、聞き役もそれなりの経験が必要なんですね。
客商売、と片付けては「実も蓋も無い」ですよね。
ご心痛、お察しいたします。

では、又♪


ぶんぶんさま

ありがとうございます。
ぶんぶんさんの深いお話に心打たれました。

宇江佐 真理氏の作品読んでみます。
歴史小説に挑戦してみます。

お客様あってのお店ですから多くのことを学んでいます。

傾聴に心がけほっとできるお店にしていきたいと思っております。
いつもありがとうございます。
<追伸>
例会お休みしますが・・・。

ビールがおいしくなる季節になりました、しのさん、しいかさんと楽しく一杯やってくださいね。

これじゃあ、神さんひどすぎる。この中の一つだって結構大変なのに、どうして一人の人にこんなに集中させるのかと、腹立たしく読ませていただきました。
聞くだけしかできなかったと書かれていますが、聞いてもらうことは、心を軽くします。すごく良いことをなさいましたね。

あきのさま

ありがとうございます。田舎町の書店ですのでのんびり話していかれるのかもしれませんね。

あまりに複雑な状況ですから解決の糸口がみつかりませんね。

細かい内容は、書くことができませんでしたが両親の彼女に対する虐待は、あまりにすごくて信じられませんでした。わが子になぜこうもひどいことをするのか分かりませんでした。
暗い話で申し訳まりません。

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