高校野球大会
朝、新聞を広げると最初に開くページがここ数日、スポーツ面になった。
特にサッカー・野球にもひいきのチームがない・・・・・。
実は、いつもの散歩コースに高校があり、毎日グランドで練習をしている。練習試合だとネット裏で散歩途中のおじさん連中が顔をつけて応援している。
取り立てて強い学校でない。埼玉県は、ベスト8までいくのに6回戦ぐらいまで戦わなくてはいけないのか?とにかく学校数が多いので大変だ。
地元の高校は、商業高校なのでとにかく女子が多く、したがって男子の数はおのずとしれている。それに野球がやりたくて入ってくる学校とは、かなりの差がある。
だからどう数えても20名(1年~3年)いるかどうか分らない。女子マネージャーが2名いるようだ。サッカー部のほうは、たぶん全員で11名ぐらいしかいない。試合にでられるかどうかという具合のようだ。
さて、そんな高校でもみっちり練習している姿に心打たれる私である。生徒の体格は、それほど恵まれているとは言えず、こじんまりという言葉が似合いそうな学校だ。
でも毎日コツコツと練習している生徒を見てると彼らの夢はやはり「甲子園」なのだろう。
はるか遠くの夢であっても「一戦一戦勝つしか道はないのだから・・・・・。」なんてねぇ。
近所のオジサン・オバサンたちは、それなりに応援しているのだ。
そして新聞の「昨日の結果」欄を見ると勝っているのだった。
それも3回戦までいっているのだった。すごい!また勝っている。
でも明日の対戦相手をみたら甲子園出場経験のある学校だ。少し気落ちする。
次の日、新聞をそっと広げる。7回コールド9対2残念!
そんなに夢のようなドラマは、ないのだ。練習量だって違うだろうし、夜間照明やスポーツジム並みの器具もないだろうし・・・・・。まぁ~しかたないのかもしれない。
もう一校、息子の母校は、順当に勝っている。当然だろうが毎回ベスト8か4まで残っている。シード校になることが多い。甲子園の春大会にも出ているのだから。
でもまだ紙面応援は、続いている。野球のルールもたいしてわからないオバさんでも青春時代へタイムスリップさせてくれる生徒たちに感謝しながら・・・・。
数年前にキャンペーンで『おおきく振りかぶって』講談社コミック ひぐちアサ著が人気になった。埼玉の高校がモデルになっている野球漫画だ。(現在12巻まで出ている)
そして『バッテリー』あさのあつこ著 角川文庫 数巻でているので読みがいがあるかもしれない。(夏休みの課題図書にいいかもしれない)
暑い夏にアツイドラマが生まれそうだ。夏の甲子園が始まると夏休みが本格化して優勝が決まる頃、夏休みの宿題に取りかかったような気がする。
このところサッカー人気に押されているが野球は、寝転びながらTV応援というリラックス姿が定番のようだ。
夏祭りのポスターには、土日どこかでお祭りや花火大会がある。若者には、ハンター並みのにぎやかな季節がやってくる。
中高年は、自宅でビール片手に隣と隣の隙間から花火見物といきたいのだがマンションが建ち、自転車でノコノコと公園近くまでこいでようやく花火の姿がお目見えするようなこの頃だ。
そんな夏もあっという間に過ぎていきそうだ。では、暑い夏を乗り切って楽しい夏休み(ないですか?)をお過ごしください。
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